大学案内
大学憲章
大阪健康福祉短期大学は、福祉の充実を願う人びとの運動によって創設された。
1979年大阪保育研究所、1985年保育・学童保育専門学院、1992年大阪総合福祉専門学校が開校し、2002年学校法人みどり学園・大阪健康福祉短期大学が創建され、現在にいたっている。この間、大阪健康福祉短期大学は、保育や介護の現場であてにされる担い手の養成と福祉・教育の分野における研究に着実に貢献してきた。
私たち大阪健康福祉短期大学の教職員・学生は、福祉の担い手の養成とその研究をつうじて社会の民主主義の発展に寄与する精神を継承・発展させ、地域、福祉の現場と結びついた大学を創り上げる決意をここに宣言し、大阪健康福祉短期大学憲章を制定する。
第一章 教育
- 大阪健康福祉短期大学は、福祉のプロフェッショナルを養成する大学であることを踏まえ、人間についての深い教養と確かな専門知識・倫理性をもち、福祉の現場で、さまざまな課題を発見し、それを実践的に解決できる力をもった福祉の担い手を養成することを教育の目的とする。
- 大阪健康福祉短期大学は、日本国憲法および建学の精神に基づき平和と福祉を結びつけた高等教育を維持・発展させることを責務とする。
- 大阪健康福祉短期大学は、ていねいな少人数教育をおこない、すべての学生の力が伸びる教育をおこなうことを責務とする。
第二章 研究
- 大阪健康福祉短期大学は、21世紀の福祉・教育学の創造をめざし、広く知を結集する。
- 大阪健康福祉短期大学は、地域の人々と福祉現場の担い手とつよく連携し、現場と学問教育を結びつけ、その成果を発信する。
- 大阪健康福祉短期大学は、学問の自由を尊重し、教育と研究の深い結びつきを尊重し、研究をすすめる。
第三章 大学運営
- 大阪健康福祉短期大学は、将来にわたって学問の自由と大学の自治を守り、教職員、学生をはじめとする関係者が責任をもって民主主義の権利を尊重し、発展する大学をめざす。
- 大阪健康福祉短期大学は、地域の人々、福祉現場の担い手とともに、教育・研究・事業における協同を追求し、センターとしての役割をはたす。
- 大阪健康福祉短期大学は、大学運営において、組織・機構の民主主義と情報公開を貫き、将来にわたる大学の発展を追求する。
終章 平和と福祉への貢献
大阪健康福祉短期大学は、平和と一人ひとりの基本的人権を最大限に尊重し、社会福祉の向上、社会の民主主義の発展に寄与する。